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無断駐車対策は予防が決め手!おすすめの方法をご紹介!

更新日:2024.01.29

無断駐車対策は予防が決め手!おすすめの方法をご紹介!-TOP画

無断駐車・迷惑駐車対策にお困りではありませんか? 
しっかりと対策しなければ、無断駐車・迷惑駐車は増えていく一方です。 

無断駐車と一言で言っても、様々なケースがあります。

例えば

月極駐車場の場合
  • 「契約者以外の車が停まっていて、ご契約者様が停められない」 
コインパーキングの場合
  • 「車室以外のところに車が停められていて他の車の通行の邪魔だ」
施設駐車場の場合
  • 「施設ご利用者様以外が不正に駐車場を利用してしまい、本来のお客様が停められない」

 

などなど… 

中には何度も無断駐車を繰り返す悪質なケースもあります。 

悪質な無断駐車・迷惑駐車を防ぐのに有効な対策方法はないのでしょうか? 
無断駐車・迷惑駐車対策で大切なのは『予防すること』

今回は、「月極駐車場」「コインパーキング」「施設駐車場」3つのケースに分けて無断駐車・迷惑駐車の対策方法をお教えします!

無断駐車・迷惑駐車対策にお困りの方はこの記事を参考に対策してみてください! 

1.無断駐車対策で大切なのは『予防すること』

まず結論から言うと、無断駐車・迷惑駐車対策において重要なのは『予防すること』です!

これは、今回説明する「月極駐車場」「コインパーキング」「施設駐車場」に限らず、すべての駐車場に言えることです。 

一度無断駐車をされてしまうと、現地確認や警察への通報等、対処するにも時間と労力がかかりますので、できる限り『無断駐車をさせない事前の対策』が必要です。 

そのためには、駐車場ユーザーに「ここは無断駐車してはいけない場所だ」と認識させることが大切です。

しっかりと対策をすれば、無断駐車を予防することができます! 

また、冒頭でお話したように、無断駐車と一言で言っても「月極駐車場」「コインパーキング」「施設駐車場」でそれぞれ問題が異なりますので、対策方法も違ってきます。 

それぞれの駐車場に合わせた方法で無断駐車を予防していきましょう! 

では、具体的にどのような対策が必要なのか駐車場ごとに見ていきましょう。 

2.ケース①月極駐車場の場合

月極駐車場の場合

月極駐車場の無断駐車・迷惑駐車といえば… 

  • 他の車が停まっていて月極契約者様の車が駐車できない
  • 何年も放置されている車がある 
  • 車室以外のところに車が停まっていて入出庫の邪魔だ 

このような事例が挙げられます。 

賃貸マンションやアパートの駐車場、契約駐車場等が該当します。 

月極駐車場の無断駐車・迷惑駐車対策で重要なのは『しっかりと管理すること』です。 
管理が行き届いている駐車場=無断駐車してはいけない場所

とユーザーに認識させることができます。 

では、具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか? 

2-1.月極駐車場に効果的な予防法 

月極駐車場の無断駐車・迷惑駐車対策に効果的な予防法は以下4点です。 

①無断駐車禁止の看板(もしくは張り紙)を場内に掲示する 
まずは看板を掲示して、こちらの意思を表示しましょう。 
「停めてはいけないなんてどこにも書いてなかったから…」などと言われないように駐車場内に必ず看板を設置しましょう。 

②カラーコーンや障害物を置く  
駐車していない間は、車室にカラーコーンや障害物を置きましょう。
一度車を降りなければ駐車できないようにすることで不正な駐車を抑止する効果があります。 
1つデメリットなのが、ご契約者様本人も駐車する際に一度車を降りてカラーコーンを動かす手間が発生する点です。 
 
③劣化した看板の撤去や草刈り等場内をきれいに保つ 
駐車場内の清掃や古い看板の撤去・交換、草刈り等、基本的なことですが場内を清潔に保つことは重要です。 
駐車場内が汚いと「ここはあまり管理されていない駐車場だ」と認識され、無断駐車・迷惑駐車を招く原因となります。 
これは無断駐車対策としてだけでなく、車上荒らしや放置車両を防止することにも繋がりますのでしっかりと対策をしましょう。 

3.ケース②コインパーキングの場合

コインパーキングの場合

コインパーキングの場合、ロック板やゲートがあり料金を支払わないと出庫できない仕様の為、月極駐車場より無断駐車・迷惑駐車のリスクは少なくなります。

コインパーキングの無断駐車・迷惑駐車といえば… 

  • 料金を支払わずに車両を長期間放置(乗り捨て)する 
  • 車室外に駐車し料金を支払わずに利用する

 
このような事例が挙げられます。 

特に車室外に不正に駐車される場合は、駐車場内にデッドスペースがあることが原因ですのでレイアウトを工夫するなどして「デッドスペースを作らない」=「不正駐車をさせない工夫」が必要です。

デッドスペースをなくし、無断駐車・迷惑駐車を防ぐ効果的な予防法を3つご紹介します。 

 3-1.コインパーキングに効果的な予防法

 
コインパーキングのデッドスペースをなくす方法は3つです。 

①バリカーを設置する
最も手軽に対策する方法としては、カラーコーンの設置が有効でしょう。ただカラーコーンでは簡単に移動できてしまうので、バリカー等を地面に埋設し障害物を設置する方法もあります。 バリカーを設置することで、自動車の進入・衝突防止や通行制限、自転車やバイクの入場制限、歩行者の通路制限や安全確保を行うことが可能です。

②レイアウトを工夫する
できる限りデッドスペースができないようレイアウトを工夫しましょう。
精算機の位置や車室の配置等、レイアウト次第でデッドスペースは小さくできますし、車室数を増やすこともできます。

③デッドスペースを有効活用する
変形地等土地の形状によっては、レイアウトを工夫してもデッドスペースができてしまうこともあります。 
その場合は、デッドスペースに自動販売機を設置したり、バイク駐輪場を設置したりすることで対策をしましょう。

当社では駐車場・駐輪場のデッドスペース対策として様々なメニューを揃えておりますので、デッドスペースの有効活用に興味がある方はこちらも合わせてお読みください。

コインパーキングの場合、全てオーナー様個人で管理されているケースは少なく駐車場運営会社に管理を委託していることが多いと思いますので、その場合は管理会社にデッドスペースを作らないよう対策を依頼しましょう。 

また、最近は防犯カメラが設置されているコインパーキングも増えてきました。  

駐車場内に「防犯カメラ作動中」の看板を掲示することで、より抑止力を高めることができます。 
コストはかかりますが、「絶対に無断駐車をさせたくない!」というオーナー様は設置を検討すると良いでしょう。 

4.ケース③施設駐車場の場合

施設駐車場の場合

公共施設やコンビニ、ショッピングモール、ホテル等がこれに該当しますね。

施設駐車場の無断駐車・迷惑駐車といえば… 

  • 施設ご利用者様以外が不正に駐車場を利用してしまい、本来のお客様が停められない 
  • 車両を長期間放置(乗り捨て)する

 

このような事例が挙げられます。

施設駐車場の場合は、無断駐車・迷惑駐車が売上に影響を与える可能性もあるので対策は必須です。 

具体的にどのような予防法があるのか、1つ1つご紹介していきましょう。 

4-1.施設駐車場に効果的な予防法

施設や店舗駐車場の無断駐車・迷惑駐車対策は以下3つです。

①駐車場を見回るスタッフを配置する
施設のスタッフがいることで、強い抑止力になります。 
ただ、駐車場の管理に人員を割くのは難しいという施設様も多いのが現状ではないでしょうか… 

②防犯カメラを設置する
大型の施設駐車場等、スタッフだけでは見回れないケースや、そもそもそこに人員を割けないという場合は、防犯カメラを設置し「防犯カメラ作動中」の看板を掲示することも効果的です。

③駐車場機器を導入する
施設駐車場の無断駐車対策としては最も効果的な方法です。 
初期費用無料で導入することも可能なので、まずは駐車場運営会社へ問い合わせて見ることをおすすめします。

最近は、無断駐車・迷惑駐車対策の1つとして機器を導入する施設・店舗が増加傾向にあります。 

機器導入で1番ネックとなるのが「お客様が離れていってしまうのではないか」という点です。 

施設オーナー様に、当社独自でアンケートを取ったところ、「機器導入当初はお客様から戸惑いの声もありましたが、日が経つにつれて『以前より停めやすくなった』という声をいただいている」と言うオーナー様がほとんどです。また、無料時間に制限を設けることにより駐車場の回転率が高まるので、現状よりもお客様は駐車しやすい環境になります。 

看板を設置し、スタッフも入れて対策をしているが、一向に無断駐車が減らないとお困りの施設オーナー様は、こちらも参考にしてみてください。

 

5.無断駐車対策をしたもののそれでも発生してしまった際の対処法と注意点

対策と注意点

しっかりと予防していても無断駐車をされてしまった場合、どのように対処するのが良いでしょうか?

まず重要なのは冷静に対処することです。

無断・迷惑駐車が起きたとき、警告文等の貼付けを行う場合がありますが、無許可で駐車された車に直接触れる行為は避け、その場合の対応は専門の業者に任せましょう。不正・迷惑駐車の車両は撮影をして証拠を残すと良いでしょう。

常習的に、何度も繰り返し無断・不正駐車をされているときや、長期間に渡っている場合等は、証拠写真を準備して警察に相談してみるのも一つの方法です。
「民事不介入」の原則がありますが、敷地に不正駐車や迷惑駐車をしている車両が盗難車や誘拐などの犯罪に利用された車両であれば、すぐに動いてもらえます。

法に反していない場合でも、相談することで車両のナンバーから所有者を照会し、連絡をとってくれる場合や、その後の対応についてアドバイスをもらえる可能性があります。万策尽きたときは、警察に相談してみましょう。

6.まとめ

まとめ

無断駐車対策で重要なのは『予防すること』

一度無断駐車をされてしまうと、対処しない限り、続いてしまう可能性があります。現地確認や警察への通報等、対処するにも時間と労力がかかります。できる限り『無断駐車をさせない事前の対策』が必要です。

月極駐車場、コインパーキング、施設駐車場で予防方法は異なります。

敷地内に「無断駐車禁止」や「ここは店舗利用者様専用駐車場です」などと書かれたカラーコーンや看板の設置も効果的です。また、「無断駐車 対策 グッズ」などで検索すると様々な対策グッズが出てきますので、それらグッズを上手く取り入れ、ご自身が経営・管理している駐車場に合わせた対策方法を実施してみましょう。

駐車場の運営管理に手が回らないという方は、管理を委託することも検討しましょう。

アップルパークでは、管理委託プランをご用意しております。“清掃のみ”“集金のみ”等の一部の管理業務のみを委託するプランもございますので、お気軽にお問合せください。